県社 広峯神社
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概 要
社 号 廣峯神社
読み:ひろみねじんじゃ
別称広峯牛頭天王
読み:
所在地 姫路市広嶺山52
旧地名 播磨国飾磨郡
御祭神
主祭神 素盞嗚尊(スサノオノミコト)・五十猛尊(イソタケルノミコト)
配祀神
左殿 奇稲田姫尊・足摩乳命・手摩乳命
右殿 宗像三女神・天忍穂耳命・天穂日命ほか
例祭日 4月18日
御田植祭
疫神祭
御柱祭
社格等
式外社
近代社格制度 旧県社
社格制度廃止後 別表神社
神仏霊場巡拝の道74番(兵庫9番)
創建 天平6年(734年)
本殿様式 入母屋造り 桧皮葺 文安元年(1444) (正面11間(約20m)・側面4間は国内最大規模)
境内摂末社(祭神)
西の白幣山には吉備神社、荒神社、本殿周辺に熊野権現社、稲荷社、天神社、冠者殿社、大鬼社、庚申社、山王権現社、蛭子社、軍殿八幡社、地養社、東の峰には天祖父神社を祀る。
文化財
国指定重要文化財
本殿 室町時代(文安元年、1444年)再建、正面11間、側面4間
拝殿・宝篋印塔
県指定文化財
広峯神社古文書・宝珠図絵馬
市指定文化財
氏重刀・御田植祭
一口メモ
かねてより、一度参拝してみたい有名神社のひとつ。黒田官兵衛ゆかりの神社ということで、脚光を浴びている。
歴史・由緒等
由 緒
姫路氏北部の広嶺・増位の連山は、西播丘陵自然公園の指定を受け、近畿自然歩道で結ばれている。その広嶺山の頂上(標高約300m)に廣峯神社は鎮座し、姫路城をはじめ姫路の市街地が一望、天気の良い日には瀬戸内海の雄大な景色が楽しめる。当社は733年(天平5)右大臣・吉備真備公により創建された。播州の守護神として崇敬され、古くは南の大鳥居が瀬戸内海に浮かんでいたと伝えられている。本殿は入母屋造り・桧皮葺・桁行十一間もあり、拝殿(桁行十間)とともに国内最大級の大きさを誇っている。
年中行事の御田植祭・祈穀祭は特に有名で、全国各地からのお参りで境内は賑わう。最近、それに並んで注目を浴びているのが、御柱祭で、夕闇迫る境内で炎々と燃え上がる御柱は一見の価値がある。また、本殿裏の神秘なる9つの穴(自分の生まれ星)に参れば願い事が叶うという祈願参りが人気を博している。
歴代の姫路城主に尊ばれた静寂の空間に凛として気高さを保ちつづける廣峯神社は、霊験あらたかな宮居として、今もなお播磨の人々の心に深く根付いている。
-「兵庫県神社庁」-
官兵衛の祖父・重隆の代に黒田家は備前・福岡から姫路に移り、広峯神社の御師(おし)が配る神符(おふだ)とともに黒田家秘伝の目薬を売って財を蓄え、黒田家発展の基礎を築いた。現在も御師屋敷の建物が残る。京都・祇園の八坂神社は平安時代に、都を襲った疫病を治めようと、広峯神社の神を移したとされており、都大路を彩る祇園祭もそのルーツは広峯にある。
「姫路市HP」
境内・社叢
手水舎 随神門
狛犬
拝殿
本殿 本殿後方から
本殿裏側 九星詣り
広峯神社は、牛頭天王(ごづてんのう)の総本宮と言われており、本殿の裏に一白水星から九紫火星までの神々が宿る九つの穴がある。
古来より、まず拝殿にて神様へ日々の神恩を感謝申し上げ、その後、本殿裏に回って自身の運命星の穴に向かい叶えて欲しい願い事を三度ささやき祈ってきたとのこと。(現地案内版参考)
境内左 蛭子社
本殿左境内社 地養社
本殿右手 軍殿八幡社
本殿裏の末社7社(いずれも姫路市指定重要有形文化財)
稲荷社 天神社 庚申社 山王権現社
大鬼社 冠者殿社
熊野権現社 霊木(息吹木)
天祖父社
祭神--天照大御神・伊奘諾尊・伊奘冉尊
山下の鳥居をくぐってすぐ、道を右手の旧参道(地道)
社殿左に磐座らしき石が2個
地名・地誌
地 図
交通アクセス
公共
◆姫路駅より神姫バス広峰行き「広峰バス停」下車徒歩50分
◆「姫路駅」よりタクシー約20分
車
◆中国自動車道「福崎IC」より播但連絡道路で姫路方面へ「砥掘ランプ」下車、県道砥掘本町線をへて「白国交差点」右折後約3km
駐車場 あり(70台)
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